PROFILE
プロフィール
nozomi
私は精神障がい者として生きながら、長年の絶望と向き合い、「自分らしく生きる」道を見つけました。障がい者の起業支援、タロット占い、アクセサリー販売、ファッションコーディネートを通して、得意や個性を活かす楽しさを伝えています。苦しみを知るからこそ、誰もが自分の力で輝けることを信じています。あなたも自分らしい一歩を踏み出して、自由に生きる喜びを感じてほしい。
STORY
私の原点と想い
悔しかった。悲しかった。自由が欲しかった。我慢するのはもう嫌。
人生ずっとずっとそうだったから。ずっと我慢してきた。自分を押し殺してきた。
泣くのも笑うのもいやだった。
何も考えたくない、何も感じたくない。それでいい。それがいい。
だから死にたい。
私の思考はずっとどうしたら死ねるか。死にたい。
勉強をやめた私の頭はそれを考えるためにだけ使われるようになった。
親に見送ってもらう事。それが私の夢で、ずっと脳裏にあった。
でも、現実はいいのか悪いのか。死ぬ方法の精度を高めようとすればするほど
死ねない現実にぶち当たる。
大量服薬(オーバードーズ)調べる。お酒と組み合わせても一度に何万錠も飲まないと致死量にならない。そんなに大量の薬は手に入らない。病院でもらう薬をためても隠しておく場所がない。
入院中に中途半端な量を飲んで導尿されて意識が戻って痛がる同室の子を何度も見た。
リストカット。人間の無意識の防衛反応が働いて深く切れない。医療並みの知識がないと出血死しない。お風呂場でそんなことをやってるドラマとか見るけど、水につけたところであんなに出血しない。痛いだけ。
はい無理。
首吊りなんて問題外。一人でできる人はよっぽど運のいい人
1人で死にたいから却下
飛び降り。これもやっちゃったけど、4階からやって無理を経験して失敗したら、死にたいはずなのに二度と飛び降りれなくなる。怖いんだよね。
それに、高い建物には、ほぼその階には自分の足では行けないか、外に出れないようになってる。だって東京タワーとかいい例。
そ、確実に。と思えば思うほど難しいってことに気づく。非現実的な事を知る。
それに医療は発達している。何らかの形で生き残ってしまう可能性の方が高い。
それが植物人間の状態であれ。体中にチューブを通されて、意識はなくても。
そんな人も見た。
そうなったら生きるより死ぬより辛い。
…何にもないじゃん。死ぬ方法…
変な絶望。だれかどうにもならないこの苦しみをとって!もう嫌だ。
そんな思考ばっかり。
いま考えればアホだけど毎日真剣に悩んでた。
なんでそんなに死ばっかり考えてたんだろう。そう思う今。
だけど今でも辛くなるとかすめるその思考。
でも私は獲得した。
圧倒的重圧からの解放。自分の時間を過ごせる一人の強さ。ここに居ていいんだよ。って寄り添ってくれる人たち。弱い自分でいていい環境。
そこから病気からの解放が始まった。
20年以上20錠近くあった薬が今、眠剤を入れて3錠。飲み忘れても支障がない。
(病院の先生に怒られそうだから言えないけど)
劇的回復から生まれた思考。
もう自由に生きたい!人生あと半分になった。もう我慢したくない。
なんで我慢しなきゃいけないの!?叫びに近い疑問。
もう一人にして…今ないはずの何かの呪縛にまだいる自分。
でも、私の何かが叫んだ。壊れた。
自由に生きる力が欲しい!夢が行動の思考に変わった。
自分の足で立てれば。そしたら全てから解放されるんじゃないかって。
誰かに頼らないと生きていけない現実。そこから生まれる「自分が生きているから周りに迷惑がかかる。」そんな思考、劣等感。
作業所というところを通して得た、障がい者としての私の視点と世間の目線の違い。圧倒的不利な現実。ある意味くやしさと、込み上げてくるどうしようもない憤り。
働きたい、働ければ何か少しでも変わるんじゃないか。でも現実無理。
毎日コンスタントに会社に通うのは難しい。元気になったとはいえ障害は残ってる。
気分の波、受けやすいストレス。得意不得意。病気ゆえに難しいこと。
電車が怖い。それすら疑問に思われる。でもそれが障がい者の現実。私の現実。
考えた。マイペースかつ無理なく働きたい。そのためには?
…起業するしかない。
単的思考だったかもしれない。だけど同時に思った。そんな思考の障がい者っているんじゃやない?
自分の得意を活かせば、活かせるシステムが、社会があれば?
障がい者だって働ける。
私がハンドメイドアクセサリーでマルシェに出て収入を得たように、自分の得意とそれを活かせる場と機会があれば、みんなできるんじゃない?
私はたまたまその技術が学べた。アクセサリーを作るのが好きだった。マルシェを知ってた。そこに連れって行ってくれる人がいた。アドバイスをくれる人と会えた。
これを知って欲しい!みんなに道があるってこと。
それぞれの得意を伸ばせば社会に入れる。でも何かしらのサポートはいる。
それも現実。
でもまず気づいてほしかった。障がい者は弱者かもしれない。
だけど「障がい者」と言う名前についているものは圧倒的力かもしれない。
障がい者だから受けられる優遇。いい意味でも悪い意味でも特別扱い。
それは最大の武器なんだって。障がい者だからあった、いいことってなかった?
堂々と障がい者でいていようよ。
自分がアクションを起こして、成功して、「大丈夫そんな障がい者がいるんだ。」
なら自分にも希望はあるかもしれない!
そう思って欲しい。幼少期から過酷な環境にいて、20年近く入退院を繰り返して、
毎日死ぬことしか考えてなかった人間がこうなれた。
だからあなたも大丈夫。
それを伝えたい。
生きたから見つけた素敵な出会い。本当の自由。自分に素直に生きることができる心地よさ。
まだまだ落とし込めてないいい感情、自由もまだ私にもある。
だけど未来はある。
少なくともあなたの側に私はいる。私がそんな人に出逢えたように。
だからみんなに輝いてほしい。
LUNA LUCE
代表 nozomi